kanamin's Bookshelf

かなみんの取り留めのない日常をつらつらと書きます。

喉に刺さった小骨が取れたはなし

こんにちは、職場では鐵神と呼ばれているかなみんです。

 

前回の記事も沢山の方に読んで頂けて、大変嬉しいです!ありがとうございます。

皆様の目に留まって、貴重なお時間を割いている以上、少しでも有益なことを記事にしたい!と、身がしまる思いです。

 

さて、今回のブログは最近の出来事から過去の問題が解決したお話になります。

TCGの要素はほとんど無いので、TCG関連を期待されている方には大変申し訳ないです^^;

それでは、はりきって行きましょう。

 

 

かなみんは学生時代に体育会系のサークルに所属し、それはもう熱心に熱心に打ち込んでいたので、県大会はおろか、全日本大会、国際大会にも出場し、「GO  TO  THE  TOP」には敵いませんでしたが、入賞をして名を刻んでおります。

 

そのサークルに所属していた時、非常に厳しいながらも愛を持って指導してくれた先輩がかなみんにはいました。

あの頃より10年以上も経っていますが、今なお尊敬してやみません。人格者としてなりたい背中を見せてくれた本当に格好良い先輩です。

 

その先輩から活動中に頂いた言葉が今回の主題になります。

 

ある寒い冬のサークル活動日、風邪の病欠者が多い時に先輩はその言葉を説いてくれました。

 

「風邪を引く、と言うことは自分で選んで風邪を引いている。遊びのトランプと一緒で、カードを相手から引くのと同じように、自ら率先して風邪を引いているんだ」

 

……当時のかなみんは、先輩が仰っている言葉の意味は理解できても、ふっと納得することはできませんでした。

 

(そんなこと言っても時季的なこともあるし、体調的なこともあるし……そもそも、風邪を引きたくて引いている人はいないんじゃないかなぁ(><;)…)

 

先輩の斬り捨てるように断じた言葉と精神論に近いとも取れる言葉に、少し戸惑いと寂しさを覚えました。(根性論や精神論を語る人ではなかったのもありましたので)

 

と、同時にその言葉を聞いた以上、かなみんはこの先サークル活動を体調不良で欠席することはできないなぁと思い、その根性論や精神論を身に纏って、卒業まで体調を理由にサークル活動を休むことはありませんでした。

……勿論、咽頭痛があったり、少しばかし熱っぽい日があっても無理をして行くこともザラにありました。

 

学生時代を終えても、その先輩の言葉はまるで枷や呪いの様にかなみんの頭脳に絡みつきました。

 

学生時代より遥かに日常が大変な社会人となって、中々休めなかったり、時間的制約が強くなり、一層体調に氣をつけなければならない立場におかれた時に、「先輩はこう言う日々が待っているから、敢えて厳しい言葉で精神論を説いてくれたのかなぁ」と考える時もありました。

 

……頂いた言葉一つに縛られ続けるのもどうか、と思われる方もいらっしゃると思いますが、この先輩から頂いた言葉は何故か胸と頭に残り続け、かなみんは精神論ではない、本当の意味を理解したいと請い願っていました。

 

 

 

それが昨今の流行り病の影響で、「こう言う事を先輩は伝えたかったんだ」と一つの答えが沸き上がりました。

 

 

{先輩が伝えた風邪を「引く」と言う自発的に行う行為とは、風邪を「引く」環境に自ら身を置いている、その環境に自分が「選択」して進んで行っていることなのではないか?}

 

と、言うことです。

 

昨今の流行り病でも口酸っぱく言われていますが、病に罹りそうな場所に行かない、食べ物や水分を摂って抵抗力をつける、予防をする…

 

つまりは風邪を引いてしまうような「行為をするな」と、先輩は伝えたかったのだと漸くかなみんの理解が及びました。

 

 

体調が悪くなりそうな予兆があったら、無理をしないで休む

 

元氣で楽しいからと言って、夜遅くまで起きて睡眠時間を短くしない

 

なるべく身体に良い、栄養の摂れるものを食べる、など。

 

 

ふっと、かなみんの心に落ちて納得がいったと共に、厳しい言葉で断じたのも、敢えて難しい形で伝えて下さったのも、かなみんの成長の為を思ってのことであったのではないか、とも思え、改めて先輩の偉大さ、凄さが分かりました。

(単にかなみんの理解力が不足しているだけな氣がしなくもないですが……)

 

 

流行り病と多忙が続くここ最近の日常。

先輩の本当に強い口調の言葉でしたが、その分今でもかなみんに残り続けて体調を氣遣ってくれています。

 

 

この度もここまでお読みいただき、ありがとうございました。